柔軟性の高い次世代ワイヤレスマイクシステム
ワイヤレスでの音声伝送と取り扱いやすいコンパクトなボディサイズにより、ケーブルレスで話し手の音声をクリアに収音。
送受信機ともに最大7時間の駆動が可能で、送信機のバッテリー残量や伝送状態は受信機のLCDモニターで確認できます。

送受信機間の伝送には、RODE最先端のシリーズIV 2.4GHzデジタル伝送と128bit暗号化によるニアゼロレイテンシーコーデックを採用し、最大260m（見通し）までのクリアで安定した音声伝送を提供します。
また、同シリーズのデジタル伝送を採用する「ワイヤレスプロ」「インタビュープロ」「ワイヤレスミー」との互換性があり、各製品の送受信機を自由にペアリングして利用可能です。
さらに、送信機は「ロードキャスタービデオ」「ロードキャスタープロII」「ロードキャスターデュオ」「ストリーマーX」など、RODEのオーディオインターフェース製品に直接接続でき、収録や配信環境に応じた柔軟なセットアップを実現します。

録音モードは、録音後の編集作業の有無にあわせて、2台の送信機からの出力を1つにまとめて録音するマージモードと、各送信機の出力を左右別のチャンネルに録音するスプリットモードを選択できます。

音割れ知らずな32bit floatオンボード録音が可能
各送信機には32GBの内部メモリが搭載されており、受信機への音声伝送と同時に送信機単体で音声を記録する「オンボード録音」が可能です。
また、オンボード録音はビット深度 32bit floatでの録音に対応*。収録時のゲイン調整が不要となり、収録後にゲインを調整することで簡単に音割れを回避できます。

オンボード録音は、起動中は常に録音するモード（オールウェイズ）と、送信機のRECボタンを押すことで録音を開始できるモード（マニュアル）に切り替え可能。
受信機と接続されていない状態でも、内部メモリに32bit floatで40時間以上の録音データを保存できるため、音声伝送に不具合が生じた場合のバックアップとしても活用。

オンボード録音のデータ出力や、送受信機の設定変更、充電、ファームウェアアップデートは、付属のSC33（チャージングハブ）を介してPCやスマートフォンと接続し、RODEアプリ「RODE Central（ロードセントラル）」を使用することで直感的に操作できます。

*受信機への音声伝送は32bit floatに対応していません

どんな状況でもクリアな録音を簡単に
さまざまなシーンでクリアな録音を実現するため、手軽さを重視した「ゲインアシスト機能」と、より確実性の高い録音をサポートする「セーフティチャンネル機能」を搭載しています。

ゲインアシスト機能*1は、送信機への入力ゲインを自動的に調整し、大きな音声は小さく、小さな音声は大きくすることで、常に聞き取りやすい音声を簡単に録音できます。
常に安定した音を実現する「オート」モードと、音の抑揚を活かした自然な仕上がりが得られる「ダイナミック」モードの2種類から選べます。
この機能により、音声編集の手間を軽減し、ライブ配信時の安定した音声収録にも役立ちます。

セーフティチャンネル機能*2では、すべての入力音声を-10dB下げたバックアップ音源を受信機の右チャンネルから出力し、編集時にバックアップ音源を使用して音割れを回避できます。

また、受信機の3.5mm TRS端子からの出力ゲインは、3dBごとに細かく手動調整が可能です。カメラやヘッドフォンなどの接続機器に合わせたプリセットも用意され、迅速かつ簡単に適切なゲイン管理が行えます。

*1 送信機内へのオンボード録音には適用されません
*2 マージモードのみで使用可能

さまざまな機器に接続可能
受信機をカメラにアナログ接続するための3.5mm TRSケーブルはもちろん、PCやスマートフォンへのデジタル接続に必要なUSB-CケーブルやLightningケーブルも同梱しており、さまざまな機器と組み合わせて使用可能です。

PCに接続する場合、ゲインアシスト機能による自動音量調整により、オンライン会議等でクリアな音声を簡単に配信できます。
また、受信機の3.5mm TRRS端子にはヘッドセットが接続でき、送信機から伝送される音声のモニタリングに加えて、ヘッドセットからの音声入力にも対応しています。

*一部Android搭載端末では、標準カメラアプリが外部音声入力に対応していない場合があります。対応状況には機種によって異なるため、製造元にご確認ください。