Q.除湿剤にはなぜ水が溜まるのですか？

A.ドライペットに使用している薬剤は塩化カルシウムで、空気中の水分を吸収して液体になるという性質があります（潮解現象）。溜まった液体はただの水ではなく塩化カルシウムの溶液で食塩水と同じような性質のものです。なお、シートタイプのドライペットは吸収した水分をゼリー状に固めて使いやすくしてあります。

Q.紙カバーをつけずに使用してもよいですか？

A.紙カバーには、白い吸湿面を保護する目的があります。吸湿面が傷ついたり、濡らしたり汚れが付着した状態で転倒すると液漏れの恐れがありますので、ご面倒でも紙カバーをつけて使用してください。

Q.除湿剤の取り替えの目安はありますか？

A.容器（スタンドパック）内の液体が、「おとりかえ目安」まで溜まったらお取り替えください。使用環境等によって、「おとりかえ目安」まで液体が溜まらない場合があります。その場合も白い薬剤の粒がなくなったら、お取り替えください。

Q.溜まった水を除草剤代わりに庭や花壇に撒いてもよいですか？

A.使用後に溜まった水は塩化カルシウムの水溶液です。塩分濃度が高く、雑草以外の植物も育たなくなってしまうため、おすすめできません。

Q.水が溜まらずに、白い薬剤が固まってしまった。

A.薬剤が固まるのは、湿気を吸い始めた初期〜中期に見られる現象で、粒同士が湿気を吸うことでべた付き、全体が固まったようになります。固まった状態からさらに湿気を吸うと、液体になって下に落ち、水が溜まってきます。空気中の水分量が少ない冬季によく見られる現象です。異常ではございません。