Monitor Audioから、Studio シリーズの新しいスピーカー、Studio 89が発売となりました。
Studio 89は、この文化的爆発が起こった10年間からインスピレーションを得て創られました。
個人の表現と、それを形作る文化にインスパイアされたStudio 89は新たな変化を生み出す現代の人々のためのスピーカーです。

■RDTIII C-CAM bass-mid drivers
Studio 89は、Platinumシリーズでも採用されているRDT III（リジッド・ダイアフラム・テクノロジー）のバス・ミッドドライバー（108mm）が2基搭載され、コーンよりも大きい直径85mmの大型マグネット構造を誇る強力なモーターシステムによって駆動しています。
また、25mmのオーバーハング・ボイスコイルと4.5mmのリニア・コーン・エクスカーションによって、ドライブユニットはダイナミックな音域の上下に難なく対応し、部屋全体に広がる大きなサウンドステージと表現を生み出します。

■MTM-Array
Studio 89は小型のスピーカーですが、その設計により、大きな部屋でも音場、イメージング、ディテールのレベルが完全に包み込むように再現され、家庭に「スタジオモニタリング品質」をもたらすという理念を守っています。これを可能にしているのがポイントソースMTM（ミッド-ツイーター-ミッド）ドライバーアレイです。
MPD III高周波トランスデューサーを108mmのバス・ミッドドライバー2つの間に配置、入念に作られた3次クロスオーバーにより、各ドライブ・ユニットの完全な周波数特性を左右対称にすることで、音の拡散をコントロールします。この複雑なドライバーアレイは、Monitor AudioのTransparent Design Philosophy（透明なデザイン哲学）に基づいており、Studio 89の全ての部品が総合的なパフォーマンスを実現するように作られています。

■形式：2 way バスレフ型
■感度 （2.83Vrms ＠ 1m）：86dB
■推奨アンプ出力：50 - 300W
■定格入力：150W
■公称インピーダンス：6Ω
■ドライブユニット：・2×108mm RDTIII バス・ミッドドライバー
・1×MPDIII ツイーター
■周波数特性（自由音場、-6dB）：53Hz - 60kHz
■外形寸法：H340×W157×D301mm（突起物含む）
■重量：7.6kg